バリ旅行が受け入れられる社会

今日、都心の用地取得競争が激化するなかで、用地情報をより川上でキャッチする必要性が大きくなってきている。
Dでは、不良債権化している土地・建物を取得し、事業用地にしたり、それなりの付加価値をつけるなどして転売するなどのソリューション事業への展開も射程においている。 このソリューション事業の発展は、大いに期待されるところだ。

現在、すでに20以上の金融機関と守秘義務契約を締結し、債権のデューデリジェソスを行っている。 不良債権といっても、簿価がいまの時代にマッチしない状態であるだけで、物件そのものは素晴らしいものが多く、Dの用地仕入れ、ソリューションビジネスへの取り組みなどに、多くのメリットをもたらしてくれるはずである。
さらにDでは、不良債権物件だけでなく、中古ビルを購入し、リニューアルなどを施してバリューアップのスキルを加え、適正利益分を付加して売却するというビジネスも展開する予定だ。 マンションや一戸建てを供給することは、そこに住むべき人々の行動から心理、志向するライフスタイルなどを分析、把握し、それに見合う提案を具体的なかたちに落とし込む作業を進めていくことだともいえる。
その過程で、必然的に、さまざまな分野の、さまざまな角度からの情報がまるで洪水のように集まってくる。 それらの情報をもとに、新たなビジネスシーズンを芽吹かせ、それを積極的に育てていく。
これもDの新しい動きである。 「マンション分譲というのは、一棟建てて販売する。
すると、再び、ゼロペースからビジネスを進めていくというかたちになります。 一棟完売するたびに、事業計画をリセットする。
リセット、リセットの連続です。 たとえは悪いのですが、いうならば、ディベロッパーというのは永遠に自転車操業です。
しかし、なんとかして、この自転車操業という仕組みから『D』は脱皮していきたいと考えてきました。 そこで、今後は、キャッシュフロービジネスを中心に、いくつか経営の柱となる新事業を立ち上げ、累積していける収益ベース、長期的に安定的な収益ペースをつくっていきたいと考えています」。
Nが構想するDの将来像は、ディベロッパー事業を核としながら、たとえば太陽系宇宙のように、惑星や衛星のようなかたちで、いくつもの独立した別事業、すなわち子会社をもつという形態だ。 したがって、その子会社一つひとつが、それぞれ単独でも十分に輝かしい存在価値を発揮する企業であることが求められる。

なおかつ、グループとして相互のシナジー効果を発揮することも大前提になる。 こうして、いうならば、D系宇宙のようなグループ企業群を育てあげ、将来的には、Dホールディングスというような、経営管理会社に統括する。

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